リンパ腫診断に必携のアトラスの紹介 | まいくろすこーぷ

リンパ腫診断に必携の日本語のアトラスの紹介

リンパ腫

 リンパ腫の診断をする病理医や血液内科医、リンパ腫に興味のある医師全般に必携の書籍を一冊紹介いたします。

リンパ腫の診断をするなら持っておきなさい ! の一冊

 この本は第5版。業界人なら皆さんご存知の有名なアトラスです。

 最初から順番に見ると「悪性リンパ腫アトラス」「新悪性リンパ腫アトラス」「最新悪性リンパ腫アトラス」ときて、さぁ最最新アトラスくるか、と思ったら、あっさり「リンパ腫アトラス 第4版」になった本です。

 「悪性」を付ける必要って、あまりないんですよね。良性リンパ腫はないので。

 と脇道にそれましたが、この本はスタンダードです。疾病の解説とアトラスがしっかりしていて、リンパ腫診断をする際には必携。

 内容紹介から引用しますと、

WHO分類第4版改訂版(2017)をベースに,近年進歩が著しい免疫組織化学・分子遺伝学的所見を含め,最新の知見を盛り込んだ.また,WHO分類が対象としていない反応性・境界領域病変も取り上げている.旧版同様,精選された組織・細胞写真は,他書にはみない大きさで多数掲載.初学者,専門家を問わず,病理医・リンパ腫診療に携わる医師,必携の書.

 ポイントは、もう WHO 4版改訂版に対応したこと、偉い。

 各エンティティごとに十分な説明と、十分なアトラスが用意されており、診断をするだけでなく、リンパ腫がどのような疾患であり、どのような組織像を呈するのかを学習するのにも最適の一冊です。このシリーズは専門家がしっかり書いており、診断のクルーとなるような事項も記載されているので大変によいと感じます。

 写真の質はどれも大変に素晴らしい。

 最初から最後まで素晴らしい一冊です。必携。

 おすすめ。

 ★★★★★ (5/5)。

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